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    第24回裁判報告と第25回裁判のご案内

    • 2020.02.01 Saturday
    • 10:45
    子ども脱被ばく裁判の会のみなさま
    
    第24回裁判報告と第25回裁判のご案内です。
    
    いよいよ鈴木眞一氏が法廷に立ちます。福島地裁にご参集ください。
    
    
    
    ◆第24回子ども脱被ばく裁判の報告◆ 子ども脱被ばく裁判の会共同代表 水戸喜世子
    
     今年最初の口頭弁論(第24回)が1月24日福島地裁でありました。
    
    あいにくの雨にもかかわらず、回を重ねるごとに新しい仲間が増えつづけています。
    
    各地からのご参加に心よりお礼を申し上げます。
     この日の法廷の主題は、2人の原告さんの本人尋問を通して、
    
    国の対応のでたらめさを浮き彫りにすることでしたが、被告国側の反対尋問を封じるほど、
    
    国の不誠実・不手際が浮き彫りになるものでした。
    
    詳しくは本文をお読みいただきたく思います。
    
    閉廷後は市民会館に移動して記者会見と報告会、学習会を開催しました。
    
    子ども脱被ばく裁判の今後の日程は2月14日に県民健康調査で見つかった
    
    小児甲状腺癌の手術を陣頭指揮した鈴木眞一医師
    
    (2012年6月から放射線医学県民健康管理センター甲状腺部門長)の尋問、
    
    3月4日には山下俊一医師
    
    (2011,3,19福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに任命)
    
    の尋問があります。いよいよクライマックスです。
    
    
     報告会は学習会に切り替えられ、井戸弁護士から改めて裁判の経過が語られ、
    
    光前、柳原、古川、崔弁護士から証人尋問への意気込みが語られました。
    
    福島からの参加者は「山下医師への県民の怒りは別格だ」という発言があり、
    
    それを受けて光前弁護士が毎日新聞(2012,8,26)朝刊の記事を引用されました。
    
    
    その一部分を紹介します。
    
    ――放射線の影響をどう判断するのかーー
    
    
     ◆小さながんも見つかるだろうが、甲状腺がんは通常でも一定の頻度で発症する。
    
    結論の方向性が出るのは10年以上後になる。
    
    「県民と我々が対立関係になってはいけない。
    
    日本という国が崩壊しないよう導きたい。
    
    チェルノブイリ事故後、ウクライナでは健康影響を巡る訴訟が多発し、
    
    補償費用が国家予算を圧迫した。そうなった時の最終的な被害者は国民だ。」
    
    
    
    ――2011年5月5日喜多方市での講演会で――
    
    『「今は国家の緊急時だから国民は国家に従わなければならない。」
    
    という言葉が科学者の言葉とは思えなかった』(片岡輝美さん談)
    
    
     国家主義とキッパリ訣別し、個人の基本的人権こそが尊ばれねばならないとした
    
    新憲法を素通りしてしまっていないでしょうか?
    
    このような人に子どもの命をゆだねるわけにはいかないと、
    
    一同心を強く引き締めた瞬間でした。
    
    学習会では熱心な提言がなされました。
    
    風が吹く日にはせめてマスクをさせて、不溶性放射性微粒子から子どもを守りたい、
    
    公害犯罪防止法を作りたい、あと2回の公判に向けて、
    
    福島での情宣活動を強化しよう、
    
    など熱気の中で各参加者の心に宿題を残し、次回に引き継ぐ形になりました。
    
    放射能禍の中で子どもをどう守っていくか、裁判の山場に向けて一層のご注目、
    
    可能な形でのご支援を心からお願いします。
    
    
    
    ◆子ども脱被ばく裁判第25回裁判の日程◆
    
    
    日時:2020年2月14日(金)13:30〜19:00
    
    裁判:福島地方裁判所 〒960-8512   福島市花園町5-38 024-534-2156
    
    報告会:福島市市民会館301号室 〒960-8021福島市霞町1番52号  024−535−0111
    
    日程:
    
    13:30 地裁前集合 アピール
    
    14:00 傍聴券配布
    
    14:50 開廷 証人尋問 鈴木眞一氏
    
    17:00 閉廷 
    
    17:30 記者会見
    
    18:00 報告集会
    
    19:00 終了
    
    事務局からの連絡です。
    
    1,当日の集合は13時30分に地裁前です。公正な判決を求めるアピールを行います。
    
    2,弁護団は限られた時間内で、一言一句に神経を注いで質問に集中する必要があります。
    
    私的発言はお控えください。
    
    
    3,傍聴券が外れた参加者で、街頭アピールを行う予定です。詳細は当日お知らせします。
    
    ◆第25回期日に向けて弁護団からのアピール◆ 子ども脱被ばく裁判弁護団 井戸 謙一
    
     子ども脱被ばく裁判もいよいよ大詰めを迎えています。
    
    次回第25回口頭弁論では、福島県立医科大学鈴木眞一教授の証人尋問が、
    
    次々回第26回口頭弁論では、同大学副学長山下俊一氏の証人尋問が行われます。
    
     
    私たちは、国や福島県に対し、無為無策によって子どもたちが無用な被ばくを
    
    強いられたことよって受けた「精神的苦痛」に対する慰藉を求めています。
    
    これに対し、国は、原 告らのいう「精神的苦痛」は、健康被害に対する一般的、
    
    抽象的な危惧感や不安感にすぎず、法的に保護すべき法益に当たらないと主張しています。
    
    しかし、100万人に1〜2人にしか発生しないはずの小児甲状腺がんが福島県内で
    
    200人以上発生している事実は、原告らの「精神的苦痛」に
    
    科学的、事実的根拠があることを基礎づけています。
    
    私たちは、福島県民健康調査で発見された小児甲状腺患者の大部分に対して
    
    摘出手術を執刀した鈴木教授に対し、摘出の必要のないケース(過剰診療)
    
    があったのか否か、多数の小児甲状腺がん発症の原因が何なのか、
    
    被ばくと関係があるのかについて、率直なお考えをお話しいただきたいと考えています。
    
    是非、ご注目ください。以上
    

     

     

     

     

     

     

    子ども脱被ばく裁判会報「道しるべ」

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