「子ども脱被ばく裁判応援カレンダー」の原画展訪問

  • 2015.12.22 Tuesday
  • 15:31
大阪で行われた応援カレンダー原画展へ
福島から共同代表片岡輝美さんも駆けつけられて
福島のお話をしてくださいました。

その片岡さんからの熱い報告をご紹介します。




子ども脱被ばく裁判原告・支援者・弁護士のみなさま
 
片岡輝美です。こんにちは。

既にみなさんのお手元に届いている「子ども脱被ばく裁判応援カレンダー」の原画展訪問の報告です。

 
12 月18日、大阪市・空色画房さんで行われている

「子ども脱被ばく裁判応援カレンダー原画展」に行ってきました。

ここは、絵本作家の長谷川義史さん・あおき ひろえさんご夫妻のギャラリーです。

4時からは子ども向けとして、共同代表の水戸喜世子さんから裁判のこと、

私から福島のことをお話したあとに、絵本作家 さんたちが、

自らの作品を読み聞かせしてくださいました。心温まるお話、笑いが止まらないお話、

そしてミニライブもありと、なんて贅沢な時間!

午後6時か らは大人向けイベントとして、カレンダー作品に込めた思いを語ってくださいました。

どちらも、会場はたくさんの来場者で身動きが取れないほど。

イベント 後、幾人かの方とお話しましたが、興味深いことに、

来場者は大きく絵本作家ファンと脱原発に関わる人々に分かれました。

事実、偶然にもファンと平和活動を している従姉妹同士が会場でばったり。

「今まで、私らこんな接点、なかったなぁ〜。

つい先日、親戚の葬式で会うたけど…」と驚いていました。

 


 
絵 本作家さんたちのことばは、心の奥深くに響きました。

子ども時代の思い出の引き出しをたくさん持っている青山友美さん山本孝さんご夫妻、


生命を脅かす原発 は要らないと語った市居みかさん、アフリカの元気な子どもたちを描き、

福島の子どもたちにエールを送ってくださったふしはらのじこさん、

放射能汚染で見捨 てられた牛を飼い続ける「希望の牧場」を描いた吉田尚令さん、

「どんな時代であっても絵本作家の役割は子どもたちに楽しんでもらうこと」

と抱腹絶倒の話を 披露してくれたあおきひろえさん長谷川義史さん、

そして「連れて来られたの〜」とミニライブをしてくれたケロポンズの増田裕子さん。

「絵本作家にできるの は、子どもたちのために絵を描くこと」と、

このプロジェクトに直ぐに賛同してくださった皆さんです。

 
「希 望の牧場」で繰り返し出てくることば「オレ、牛飼いだから」は、

牛への愛情と謝罪のことば。この牧場主の判断には、

さまざまな意見があることと思います が、シンプルなことばに、

原発災害への煮えたぎる怒りを感じました。


また、長谷川さんは「実はこの8月の絵、すごく悩んだんです」と話し始めました。

私は 思わず「ありますからね…。」

「そうなんです。海辺で寝そべっている子どもの向こうには、原発が一基あるんです」

お気づきの方もあるでしょう。


背景に見え る灰色の建物。

「こんな絵を出してしまうことは、福島のみなさんへの冒涜になるような気がして、

とても悩んだんです。

でも、これが福島だけでなく、全国に ある現実です。

その現実を描きたかったのです」と語ってくださいました。


 
表 に出てくるのは、作品と絵本作家さんたちですが、

裏方さんがいなくてはこのプロジェクトは成り立ちません。

カレンダーは増刷を重ね5千部となり、間もなく 完売となりそうです。

この注文受付発送業務を一手に引き受けてくださったのは、

水戸喜世子さんのご長女・水戸晶子さんとお友だちです。


司書や保育園のお勤 めのみなさんですから「絵本と子ども」は、

最も大切にしている女性達。

原告のお母さん、子どもたちをとても近くに感じ、心を寄せてくださっています。

日常 生活をこなしながらの5千部のカレンダーの袋詰め、

コンピュータで2重の受付発送管理など、

間違いがあってはならない神経を使う作業をパワフルにこなして くださっています。

イベント後一緒に食事をしているときも、注文の電話が入っていました。

「ありがとうございます」を何度言っても足りないくらいの働きです。

また会場にはカレンダーを受け取った全国からのメッセージもありました。

カレンダーへの感想と合わせて、原告のみなさんへのエールもたくさん。

海外か らの注文もあるそうです。

来年1月から5000箇所の家庭や幼稚園保育園など様々な場所で、このカレンダーが1年を飾ります。


 
最 後に、私のカレンダーの感想とお願いを書かせてください。

いくつかの作品には、本来一緒にいるはずのない存在が一緒に描かれています。

喰うものと喰われる もの…。

クリスチャンの私には聖書に描かれている同じような場面が浮かんできます。

そこでは、敵対する存在が一緒にいることが「平和」な世界だと告げてい ます。

クリスマスはそのような世界をイメージする時です。

確かに、そう簡単に実現できる話ではないのですが、

子ども脱被ばく裁判に加わったのは「生命こそ 宝」の社会を目指したいから。

カレンダーを眺めながら、この思いに立ち戻ることができる2016年になりそうです。

お願いは、ぜひ原告のみなさんからカレンダーの感想や感謝をいただきたいのです。

短いことばで充分です。

絵本作家さんたち、プロジェクトチームのみなさんにことばを寄せてください。

原告MLに 投稿してくだされば、転送します。

また、私へ直接でもO.K.です。どうぞよろしくお願いします。

 
間もなく冬休みですね。

ご自宅で保養先で、健康が守られ楽しい毎日になりますように。

そして、2月には第4回口頭弁論があります。

子どもたちの「生きる権利」の確認を訴え認めさせる時として臨みたいと思います。

2016年、少しでも良い年にしていきましょう。
 
片岡輝美


 

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