2016.2.25第4回口頭弁論の報告

  • 2016.02.28 Sunday
  • 13:54
2016年2月25日福島地裁
「子ども脱被ばく裁判」第4回口頭弁論の報告



前回、被告自治体の言い分に裁判所がそう形で、

安全な場所が具体的に指定されていない、訴えの利益がないということが問題になり

訴訟要件が満たされないため却下(門前払い)を裁判長が強く示したことに対し

弁護団が法廷で反論をおこない、次回それに対応するとしたことで辛くも却下を免れました。

そのとき開廷中に行われた3人の裁判官の審議も、10分前後と大変長いもので

そこでは却下に対する議論があったことが想像され、

おそらく、2人の原告の渾身の意見陳述と法廷いっぱいに入った傍聴人

そして全国から寄せられた署名という様々な要素によって、

裁判官の判断が分かれ、却下できない状況になったのではないかと

弁護団からのお話もありました。



今回弁護団は、却下だけはさせないため万全の対策を練って臨まれました。

「安全な場所」を

土壌汚染が1万㏃/岼焚爾涼楼茵■核7000㏃/屬涼楼茵追加の空間線量が0.3m㏜/年の地域等とし

160枚にわたる膨大な場所の指定に関する地図を作製し提出されました。




もちろんこの基準については、現在公的なデータがあるものということで

絶対的に安全であるとするわけではなく、

少なくとも門前払いを避け

実体的な審議に入るためのものという位置付けです。

低線量被ばくが安全のしきい値がないものであることは十分認識の上で、苦肉の策を取らざるを得なかったわけです。

そして危険な場所に関しては今通っている学校(土壌汚染が1万㏃/屬鯆兇┐討い襦砲箸靴燭箸里海箸任后


そしてはじめは安全な場所で教育を受ける権利があることを確認する「確認訴訟」であったわけですが

前回加わった給付訴訟という側面が今回さらに強められました。

子どもを安全な場所で教育すること(作為の給付訴訟)

そして危険な場所で教育をしないということを求める(不作為の給付訴訟)

と、給付を多くすることで、上記の場所指定とのさまざまな組み合わせを可能にし、

なにかが却下されてもなにかは残るはずという対策を講じ

弁論に臨まれました。

口頭弁論も二人が渾身の力で法廷に立たれ、

全国からの署名は6千755筆、はがき30枚



写真 白石草さんFBより


これまでとあわせて2万4千414筆、はがき1560枚が裁判所に提出されました。

多くの全国の皆さんに、この半年大変なご尽力をいただき、ほんとうにありがとうございました。

これからはこれまでに出会った、支援者の皆さんのご奮闘をぜひ原告や弁護団の皆さんにも伝えたいと思っています。


今回の成果は上記の様々な努力によって

子ども人権裁判が親子裁判の国賠訴訟と切り離される危険を脱し、

一緒に審議していくという確認が取れたということで

子どもが原告になった裁判を却下だけはしないですんだという

子どもたちに、せめて前に進む報告ができるということではないかと思いました。


今回は西日本から4人が傍聴に駆け付けました。


写真 白石草さんFBより


傍聴希望が40人という法廷の定員以上となり、私は今回傍聴券を求めるくじに外れ、原告の訴えを肌で感じることはできませんでしたが

その後の交流会や、その日参加できなかった原告が呼びかけられた次の日の交流会に参加し

今の福島の状況をいろいろと感じてきました。

その報告は次回とし、ひとまず第4回口頭弁論に関することだけ報告とさせていただきます。


個人的な感想を含む報告ですので

もし間違っていることがありましたら、ご指摘ください。

なお

いつも裁判に駆け付けて下さるユープラン三輪さんの映像が以下で見れます。

脱被ばく実現ネットブログよりhttp://fukusima-sokai2.blogspot.jp/2016/02/4_28.html

 
20160225 UPLAN【事前交流集会】子ども脱被ばく裁判第4回期日
 
 
 
後半、裁判所前から記者会見、意見交換会までの映像です。


    支える会・西日本事務局 後藤
   



 

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  • 2017.06.25 Sunday
  • 13:54
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    コメント
    たいへんありがとうございました。

    つながりはいのちそのものですね。

    日々、広がっています。

     カンシャ
    • 児島 一裕
    • 2016/02/29 6:53 AM
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