第13回口頭弁論報告 

  • 2018.02.03 Saturday
  • 11:43

 

 

子ども脱被ばく裁判の会ブログより

第13回子ども脱被ばく裁判報告と感謝


1月22日(月)、第13回子ども脱被ばく裁判が開かれました。南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟期日と重なりましたが、初めて参加する方々もおられ、会場は全国から50名を越える支援者が集まりました。当日の学習会、裁判での主張、原告の意見陳述は全て「ホットパーティクル」がテーマでした。午前の学習会には河野益近さんをお招きし「放射線の危険性と危険度―環境に存在する福島原発事故由来の強放射性不溶性微粒子」と題してお話をいただきました。河野さんは、外部被曝の危険度はいくつかの疫学調査の結果から明らかになっているが、内部被曝の危険度については具体的な研究は見当たらないこと。福一原発爆発で放出されたセシウムボールと呼ばれる強放射性不溶性微粒子が、体内でどのような影響を与えるかは全く分かっていないこと。特に呼吸を通して肺の内部に沈着した微粒子は、不溶性なので容易に体外に排出されることなく、肺胞の局所に大きな被曝を与える可能性を示唆しました。(講演資料を添付しますので、ご覧ください)

 弁護団は法廷で、不溶性放射性微粒子の拡散状況や内部被曝のリスクは明らかになっておらず、従来のICRPの評価が適切ではない事も国際的な共通認識になっている。セシウムボールの内部被曝リスクの有無や程度が科学的に明確になるまで子どもたちを守る必要がないという考え方は誤りである。子どもたちはモルモットではないと主張しました。意見陳述に立った原告は、野球に打ち込む時の息子が最も輝いている。また彼を応援する自分も幸せを感じる。しかし、舞い上がる埃の中にあるセシウムボールが息子の健康を蝕むのではないかとの不安が募る思いと、だからこそ土壌汚染の測定をしてほしいと、被告を見据えながら訴えました。また、国や福島県が引いた避難地域に関わらず、福島県全体を補償や支援対象とすべきであることも主張しました。

 集会参加者からも、内部被曝リスクを取り上げることは他の裁判にはない貴重な訴えであるとの意見もあり、本裁判の大きな焦点を参加者で共有した1日でした。当日裁判所に提出された署名は2327筆、総計で50830筆になりましたこと、感謝を持って報告します。さらに、この度、公正な裁判判決を求める第3回署名が始まりました。本文でも、いよいよ本裁判が内部被曝リスクの問題を議論する段階になったことを明記しています。これまでは裁判の会が中心でしたが、この度は原告団が中心となって署名を集めます。これまで署名した方も署名ができますので、さらに多くの署名を集め、公正な審議判決を求める思いを裁判所に伝えたいと思います。署名の〆切は裁判期日の約1週間前とします。署名用紙が必要な方は事務局アドレスにご連絡ください。
第14回裁判期日は4月25日(水)です。法廷を満席にして、裁判を支援しましょう。

第3回署名用紙(PDF)

放射線の危険性と危険度

 

 

弁護団のページ 準備書面等掲載

http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.jp/2018/01/blog-post_24.html

 

 

西日本会員等へは

第13回口頭弁論報告 西日本通信号外を発行しました。

ご一読ください。下記アドレスで開きます。

https://drive.google.com/file/d/112zy1w2SUSueMSHzD-A3iM8pVeVwRmfH/view

 

以下通信より抜粋

 

「放射性微粒子の内部被ばくのリスクの有無、

 

程度が科学的に明確になるまで、

 

子どもらを放射性微粒子から防護する対策をとる必要が

 

ないとする考え方は誤っている。

 

子どもらはモルモットではないからである。」

 

準備書面(45)「セシウムボールの危険性について」より

原告準備書面(45)−セシウムボールの危険性について−

 

 

 

第13回口頭弁論傍聴記

        支える会西日本 高槻 土代 武

 

1月22日は大雪の予報もあり朝から雪雲が立ち込める中、

福島市民会館で事前集会が開かれた。

 

今日の講師は河野益近さん。

土壌汚染、そしてそれが空気中に浮遊した不溶性強放射性微粒子(いわゆるセシウムボール)

による内部被ばくの危険性が資料を使って詳しく説明された。

今回の河野さんの講演はわかりやすく、

したがって後の質問も具体的かつ切実な質問が活発に出された。

 

裁判所前の集会は寒風が吹き抜ける中でもたれ、

前回原告意見陳述を行った荒木田さんから反原発の闘いが

脱被ばくの闘いにつながることを強く求める旨の発言がなされた。

 

原告5人以外に44人が傍聴に駆け付け傍聴席はほぼ満席に。

それにしても30人以上の被告側(被告・弁護団)の背広集団は不気味だ。

まして彼らと対面する原告たちへの威圧感は大変なものだろう。

 

本日の原告意見陳述の女性は、そんな彼らをきりっとにらみつけるように

陳述を始めた。

 

県はなぜ福島県民の間に差別を持ち込むのか、また家族や親族を避難させながら

被害者を見捨てた行政を鋭く追及されたいた。

 

裁判後の集会で井戸弁護士より進行協議の報告がなされた。

両裁判は分離されず併合審理されること、裁判長が次回から代わりそうであること

などが報告された。比較的ましそうな裁判官だったのでちょっと気がかりだ。

 

雪が本降りとなり、集会は早々に切り上げ、各自家路を急ぐこととなり

あわただしい一日の行動が終わった。

 

以上

 

支援団体の報告

 

脱被ばく実現ネットブログ

20180122 第13回子ども脱被ばく裁判 口頭弁論 母親の7年間の心に溜まった悔しさ、怒りが法廷に響き渡った。

https://fukusima-sokai.blogspot.jp/2018/01/20180122-13.html

 

支える会・東日本ブログ

http://sasaerubimbo.hatenablog.com/

 

 

 

 

 

 

 

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